2歳のお子さんがお風呂を急に嫌がることに戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
2歳になると突然お風呂を嫌がることが増えますよね。
私の息子も、ついこの間まで楽しそうにお風呂で遊んでいたのに、ある日を境に「イヤ!お風呂行かない!」と大泣きするように…。
- 「お風呂入るよ」→ 全力で拒否!
- 「じゃあママだけ入るね」→ 足にしがみついて泣き叫ぶ…
- 「じゃあ今日はお休みする?」→ 逆ギレでさらに暴れる!!
何がどうしてこうなった…!?と途方に暮れましたが、調べてみると2歳児にはお風呂を嫌がる理由がちゃんとあるんです。
こちらの記事では「2歳がお風呂を急に嫌がる!泣き叫ぶ理由と試してほしい対策を看護師ママが解説」と題してまとめていきます。
- 2歳児がお風呂を急に嫌がるのはなぜ?その理由を徹底解説!
- 2歳児がお風呂を嫌がるときの対策|スムーズに入浴させるコツ
- 2歳児が楽しくお風呂に入るためのアイデア&おもちゃ
- 2歳児がお風呂に入らないときの親のイライラ対策
2歳児がお風呂を急に嫌がるのはなぜ?その理由を徹底解説!
2歳児がお風呂を急に嫌がる理由は下記のことが考えられます。
- 顔や頭に水がかかるのが怖い
- シャワーの音や水の勢いが怖い
- 湯船の温度が熱すぎる・冷たすぎる
- 遊びの途中で中断されるのがイヤ
「昨日まで普通に入っていたのに、なんで突然…?」と疑問に思うママ・パパも多いはず。
実は、2歳児が急にお風呂を嫌がるのには、ちゃんとした理由があります。
顔や頭に水がかかるのが怖い
2歳になると、感覚が発達してきて「水の刺激」を敏感に感じるようになります。
頭からお湯をかけられると、「びっくりした!」「苦しい!」と恐怖を感じることも。
うちの息子は、ある日シャンプーの泡が目に入ってしまったのがトラウマに…。
それ以来、お風呂に入ると「また痛いことされる!」と思うのか、毎回大泣き。
シャワーの音や水の勢いが怖い
お風呂場は音が響きやすく、シャワーのザーッ!という音が怖いと感じる子もいます。
また、水圧が強いと「痛い!冷たい!びっくりする!」と感じることも。
シャワーを弱めにしても、息子は「怖い…!」と後ずさり。
そこで、お湯を手桶で少しずつ流す方法に変えたら、少しずつ慣れてきました。
湯船の温度が熱すぎる・冷たすぎる
大人には快適でも、2歳児には熱すぎたり冷たすぎたりすることがあります。
特に「熱すぎた!」と感じた経験があると、湯船自体を嫌がることも。
対策として「お湯の温度は38℃~39℃に設定」「足先からゆっくりお湯をかける」ことを実践しました。
- 湯温は38~39℃に設定(大人より少しぬるめが◎)
- 足先からゆっくりお湯をかける(急に全身をお湯につけない)
遊びの途中で中断されるのがイヤ
2歳児は遊びに集中すると、途中で切り替えるのが難しいと言われています。
「今が一番楽しいのに、なんでやめなきゃいけないの!?」と感じて、お風呂を拒否することも。
「お風呂行くよ!」と急に声をかけると、大泣きして嫌がることもありました。
でも、「お風呂でもおもちゃで遊べるよ!」と誘うと、すんなり来ることも増えました。
2歳児がお風呂を嫌がるときの対策:スムーズに入浴させるコツ
2歳児がお風呂を嫌がるときの対策として下記の2点を意識していました。
- スムーズに誘うための声かけ&工夫
- お風呂の環境を変えてみる
お風呂への誘い方を工夫しよう
お風呂への誘い方の工夫として「お風呂で水鉄砲しよう!」や「泡遊びしよう!」と、2歳の息子が好きな遊びができるように声をかけていました。
お風呂を嫌がる2歳児には、楽しい雰囲気を作ることが大切です。
「お風呂で水鉄砲しよう!」や「泡遊びしよう!」と、子どもが好きな遊びを提案することで、自然とお風呂に行く気持ちになりやすくなります。
また、「お風呂にする?それともシャワーだけにする?」と選択肢を与えるのも効果的です。
自分で選んだという意識が生まれることで、「イヤ!」という気持ちが少し落ち着くこともあります。
さらに、「ママと競争しよう!」とゲーム感覚で誘うことで、ワクワクした気持ちになり、お風呂への抵抗感を減らすことができます。
お風呂が嫌な場所から楽しい場所に思えるように工夫をしたところ、嫌がらずにお風呂に入ってくれることも増えました。
お風呂の環境を変えて快適にしよう
お風呂の環境を快適にするために下記のことを意識していました。
- シャワーの水圧を弱める(ミスト状にすると◎)
- 湯船の温度を調整する(38〜39℃が理想)
- 湯船の水深を浅めにする(「怖い」を減らす)
お風呂が嫌いな原因が環境にある場合は、少し工夫するだけで抵抗が和らぐことがあります。
例えば、シャワーの水圧を強すぎると痛みを感じたり、怖がったりすることがあるので、ミスト状にすると優しく感じられます。
また、湯船の温度が熱すぎると「熱い!」とびっくりしてしまうので、38〜39℃のぬるめに設定するのが理想です。
さらに、湯船の水深を浅くすると、「怖い」と感じることが減り、安心して入れることがあります。
このように、お風呂を嫌がる2歳児には、環境を整えたり、声かけを工夫することで、スムーズに入れるようになることが多いです。
お風呂の時間が少しでも楽しいものになるよう、できることから試してみてくださいね。
息子の場合はシャワーの水圧を弱くしたことや湯船のお湯の量を減らしたことで、怖さが軽減したのか楽しく湯船で遊ぶことが増えました。
お風呂嫌いを悪化させるNG行動とは?
無理やりお風呂に連れて行くと、ますますお風呂を怖がるようになってしまいます。
子どもがお風呂を嫌がると、「とにかく入れてしまえばいい!」と強引に連れて行きたくなることもあります。
しかし、無理やりお風呂に連れて行くと、ますますお風呂を怖がるようになってしまいます。
また、突然シャワーをかけると急に水がかかることでびっくりしてしまい、「お風呂=怖いもの」とインプットされてしまうことも…。
さらに、「いい加減にしなさい!」と怒ってしまうと、イヤイヤ期の反発が強まり、ますますお風呂を拒否する原因になってしまいます。
私も明日のことを考えると早くお風呂に入りたいと思って息子を焦らせてしまったことも。
息子の場合は遊びの途中にお風呂に誘うと嫌がることが多くありました。
そのため、保育園やお出かけから帰ってきたらすぐに「お風呂でアイス屋さん(石鹸の泡で)しよう」などとお風呂に誘っていました。
2歳児が楽しくお風呂に入るためのアイデア&おもちゃ
2歳の息子がお風呂で楽しく遊んでいたおもちゃは水鉄砲やバスボールです。
バスボールは毎日使うのは大変だったため、バスボールで出たマスコットを入れた氷を作って遊ぶこともありました。
その時に便利だったのか下記のような丸い氷を作れる容器です。
お風呂で遊んでいた水鉄砲は下記のようなもので2歳の息子でも簡単に使いこなせて楽しく遊んでいました。
2歳児がお風呂に入らないときの親のイライラ対策
2歳の息子がお風呂に入らないとイヤイヤした時のイライラ対策として下記のことを意識していました。
- 「今日はシャワーだけでOK!」と考える
- 「子どもが落ち着くまで待とう」と余裕を持つ
- 「お風呂=楽しい時間」を意識して、焦らず接する
2歳児がお風呂を嫌がると、ついイライラしてしまうことってありますよね。
「なんで毎日こんなに大騒ぎなの…?」と思いながら、必死にお風呂へ誘導するものの、全力で拒否されることもありますよね。
私も息子が2歳になった頃から、お風呂イヤイヤに直面しました。
それまで楽しそうに入っていたのに、ある日を境に「イヤ!お風呂入らない!」と全力拒否。
最初は「今日は特別ね」と流していましたが、数日続くと「もう限界!」とイライラ…。
でも、冷静になって考えてみると、お風呂に入らないのにはちゃんとした理由があったんです。
私たちは「夜になったらお風呂に入るのが普通」と考えていますが、2歳児にとってはまだ習慣になっていないことも。
日によっては「今日はシャワーだけ」「明日は湯船にゆっくり」など、柔軟に対応することも大切だと気づきました。
次に、「お風呂は楽しい時間」と思えるように、親も一緒に楽しむことが効果的でした。
私自身、お風呂の時間を「やらなきゃいけないこと」と思っていたけど、息子と一緒に遊ぶ時間と考えることで、気持ちが楽になったんです。
例えば、「今日はお風呂で泡遊びしようか?」とワクワクする声かけをしたり、好きなおもちゃを持ち込んだりするだけでも、息子の反応が変わってきました。
こうして少しずつ意識を変えていくと、私自身がイライラすることが減り、息子もお風呂に入ることが増えてきました。
何より、お風呂の時間が親子にとって楽しいものになったのが一番の変化でした。
まとめ:2歳がお風呂を急に嫌がる理由と対策まとめ
こちらの記事では「2歳がお風呂を急に嫌がる!泣き叫ぶ理由と試してほしい対策を看護師ママが解説」と題してまとめました。
- 子どもの気持ちを尊重し、無理強いしない
- 遊びの要素を取り入れ、お風呂を楽しい時間にする
- イライラしすぎず、親もリラックスすることが大切
2歳のイヤイヤ期でお風呂を急に嫌がるようになると子供も親も大変になりますが、「お風呂は楽しい場所」と思える対策ができると良いですね。
2歳のお子さんがお風呂を急に嫌がる時の参考になると嬉しいです。