かっこいい見た目で絶景も楽しむことができる蒸気機関車、slやまぐち号。

slやまぐち号は人気のため予約ができないという声も聞かれますよね!
slやまぐち号が予約できない時の対処法や予約方法、予約ができない理由などについて詳しく調べてみました!
こちらの記事では「slやまぐち号の予約ができない時の対処方法6選!予約方法完全ガイド」と題してまとめていきます。
- slやまぐち号の予約ができない時の対処方法6選
- slやまぐち号の予約はいつから?
- slやまぐち号の予約方法4選
- slやまぐち号の予約ができないのはなぜ?
- slやまぐち号にどうしても乗れない時の代替案
slやまぐち号の予約ができない時の対処方法6選
slやまぐち号の予約ができない時はどうしたら良いのか、対処法を紹介します!
紹介する対処法は下記の6選です。
- ①キャンセル待ち・リベンジ予約を狙う
- ②平日・オフシーズンの便を狙う
- ③みどりの窓口に直接相談してみる
- ④旅行会社のツアー枠をチェック
- ⑤JR西日本の「e5489」サービス使う
- ⑥別日・別区間で妥協する柔軟さも大事
1つずつ見ていきましょう!
①キャンセル待ち・リベンジ予約を狙う
slやまぐち号は、発車2〜3日前や前日の夜に予約キャンセル枠が復活することがあります。
キャンセルした際の払い戻しは、出発日の2日前までは手数料340円で出発日前日からは料金の30%が手数料としてかかってしまいます。
そのため、発車日の2〜3日前にキャンセルが多く見られる傾向もあるようです。



キャンセル待ちやリベンジ予約を狙う時は、みどりの窓口とえきねっとでこまめにチェックすることが大切です。
みどりの窓口設置駅はこちらでご確認ください。
また、悪天候の週や休日明けが狙い目となっています。
②平日・オフシーズンの便を狙う
slやまぐち号は、観光や旅行で利用する方が多いため土日祝日や連休は人気で埋まりやすくなっています。



夏休み明けや10月平日便などは比較的予約が取りやすくなっているようですので、可能な方はお仕事や予定を調節してその時期を狙ってみてください!
また、紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬にかけて)は大人気で予約困難です。
紅葉シーズン前後を避けると予約成功率が上がります。
③みどりの窓口に直接相談してみる
みどりの窓口に相談すると、えきねっとには表示されない残席が窓口で確保できるケースもあります。



さらに、駅員さんからキャンセル待ち情報などを教えてもらえることもあるのでかなり有効です。
「⚪︎日⚪︎便なら空いてます」と代案の提案をしてくれたという情報もありました。
しかし、みどりの窓口は全国の駅に何店舗も存在します。
全てのみどりの窓口がそのように対応してくれるとは限らないので、期待しすぎずに相談してみることをおすすめします。
④旅行会社のツアー枠をチェック
JTBや日本旅行などにパッケージツアーがあります。
このパッケージツアーでは、ツアー用に事前に確保された座席枠である場合が多いという情報がありました。



そのため、ツアーとして予約することができれば、宿や移動がセットで確実に乗車可能となります。
旅行会社を利用して予約をすれば、プランが決まっていますのでそのプランが自分のプランと大きく異なる場合は他の対処法を試すことをおすすめします。
⑤JR西日本の「e5489」サービス使う



指定席の販売開始は乗車日の1ヶ月前10時からとなっています!
「e5489(いいごよやく)」は、パソコンやスマートフォンを利用してJRの一部新幹線や特急列車などを予約することができるJR西日本が提供しているサービスです。
「e5489」には事前申し込みというサービスがあり、乗車日の1ヶ月前の10時から予約開始のさらに1週間前の午前5時30分から事前申し込みすることができます。



事前申し込みをしておくと、発売と同時に自動抽選されるので1ヶ月前の10時ピンポイントで予約手続きが難しい方も予約成功の可能性が出てきます。
調べてみると「e5489」の事前申し込みサービスを利用して、高倍率便の予約成功例もありました。
「e5489」は会員登録制で無料で登録することができます。
会員登録しなくても、駅名・氏名・電話番号・メールアドレスを画面に従い入力操作すれば予約可能ですが、一部トクトクきっぷサービスが利用できない場合があるようです。
「e5489」で予約した場合、みどりの窓口などで紙のきっぷを受け取る必要があるので注意が必要です。
⑥別日・別区間で妥協する柔軟さも大事
どうしても希望日に乗れない場合は、日程を前後にずらすことを視野に入れると乗車できる可能性があります。



slやまぐち号は、山口線の新山口駅〜津和野駅を1日1往復となっていますが全区間の乗車を諦めて、途中駅発着で空席を探すと見つかることもあるようです。
停車駅を下記表にまとめました。
下り(新山口駅→津和野駅) | 上り(津和野駅→新山口駅) | ||
---|---|---|---|
停車駅 | 発車時刻 | 停車駅 | 発車時刻 |
新山口駅 | 10:54 | 津和野駅 | 16:12 |
湯田温泉駅 | 11:10 | 徳佐駅 | 16:35 |
山口駅 | 11:17 | 鍋倉駅 | 16:41 |
仁保駅 | 着11:31 発11:39 | 地福駅 | 通過 |
篠目駅 | 12:02 | 長門峡駅 | 17:06 |
長門峡駅 | 12:09 | 篠目駅 | 17:15 |
地福駅 | 着12:26 発12:38 | 仁保駅 | 通過 |
鍋倉駅 | 12:44 | 山口駅 | 17:40 |
徳佐駅 | 12:50 | 湯田温泉駅 | 17:46 |
津和野駅 | 13:07 | 新山口駅 | 18:00 |
途中乗車や途中下車での予約を狙うのも1つの作戦です。
また、グリーン席をあえて避けるなどの調整も有効となっています。
slやまぐち号は5号車まであり全245席設置されていますが、グリーン席は1号車の23席のみです。






グリーン席予約の方は展望デッキの利用可能となっていてグリーン席は人気も倍率も高くなっています。
普通指定席は、2〜5号車に222席設置されています。
上の画像は左から2号車・3号車・4号車・5号車です。
3号車には、シミュレーションゲーム・展望ブース・売店があります。
グリーン席ではなく座席数の多い普通指定席で予約狙うことで予約成功率アップにつながります。
slやまぐち号の予約はいつから?
slやまぐち号には予約方法がいくつかありますが、いずれも予約開始は乗車日1ヶ月前の午前10時からとなっています。
次の見出しで、予約方法を紹介します!
slやまぐち号の予約方法4選
slやまぐちの予約方法は下記の4つです。
- JRみどりの窓口で購入(全国対応)
- JR西日本の「e5489」からのネット予約(指定席)
- 駅券売機での購入(当日空席があれば)
- 旅行会社経由のパックツアーで確保
1つずつ詳しく紹介していきます!
JRみどりの窓口で購入(全国対応)
JRみどりの窓口は全国の主要駅に設置されています。


全ての駅にあるわけではないので、ホームページにてみどりの窓口のある駅を調べておくことをおすすめします。



slやまぐち号の予約は、全国のみどりの窓口で対応可能です。
みどりの窓口でのメリットは、スタッフと相談しながら座席選択ができることです。
支払いは、現金かクレジットで可能となっています。
JR西日本の「e5489」からのネット予約(指定席)
ネット予約の方法で「e5489」利用があります。
「e5489」のホームページで画面に従い列車の検索、次に座席の選択を行い予約内容を確認し決済で予約完了します。



また、予約開始の1週間前の5:30から事前申し込みを行うことも可能です。
事前申し込みを設定しておくと、予約開始と同時に自動で予約手続きを行なってくれます。
しかし、事前申し込み完了=予約成功ではありません。
また、「e5489」を利用して予約成功した場合は、みどりの窓口などで紙のきっぷを受け取る必要があるので注意です。
駅券売機での購入(当日空席があれば)
slやまぐち号は、みどりの券売機での予約も可能です。


みどりの券売機は、JR西日本の駅に設置されていますが全ての駅にあるわけではありません。



設置されている駅については、公式サイトからご確認ください。
みどりの券売機のメリットとして、操作が簡単であることやクレジットカードに対応していることが挙げられます。
デメリットとして、座席の細かい指定ができないこともあります。
人気便は発売直後に完売しがちで、みどりの券売機での予約成功率は高いとは言えないようです。
旅行会社経由のパックツアーで確保
slやまぐち号を取り扱う旅行会社は、JTBや日本旅行、クラブツーリズムなどがあります。



旅行会社ではslやまぐち号の乗車だけでなく、乗車+宿泊・観光プラン付きで販売されているので宿泊先を探したりという手間も省けます。
旅行会社を介しての予約の成功率は比較的高いと言われています。
理由は、あらかじめ旅行会社が座席を確保しているため、個人手配よりも予約成功率が高くなっています。
slやまぐち号の予約ができないのはなぜ?
slやまぐち号の予約方法や予約できない時の対処法について紹介してきましたがそもそもなぜ、予約が困難なのでしょうか。
予約ができない理由は主に下記の4つと考えられます。
- 運行日が限定的(春〜秋の土日中心)
- 車両数が少なく、席数が限られている
- 人気の区間・時期に予約が集中する
- 団体ツアー枠が先に埋まってしまう
1つずつ詳しく見てみましょう!
運行日が限定的(春〜秋の土日中心)



slやまぐち号は毎日運行ではありません!
主に春〜秋の週末運行となっています。
slやまぐち号の2025年6月からの運行予定は下記の通りです(土曜日=青、日曜日・祝日=赤)。
slやまぐち号 2025年6月からの運行予定日 | |
---|---|
6月 | 1日・14日・15日・21日・22日・28日・29日 |
7月 | 5日・6日・12日・13日・19日・20日・21日・26日・27日 |
8月 | 2日・3日・9日・10日・11日・16日・17日・23日・24日・30日・31日 |
9月 | 6日・7日・13日・14日・15日・20日・21日・27日・28日 |
10月 | 1日(水)・12日・13日・18日・19日・25日・26日 |
11月 | 1日・2日・3日・8日・9日・15日・16日・22日・23日・24日・29日 |
12月 | 6日・7日・13日・14日・20日・21日 |
このように、運行日が限定的になっているのでこのことが予約困難につながっていると考えられます。
また、ゴールデンウィークや夏休みの大型連休は予約が集中し倍率が上がります。
slやまぐち号は、紅葉でも有名ですので紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)も人気で予約困難な時期です。
車両数が少なく、席数が限られている
slやまぐち号は5両編成で1号車のみグリーン席となっています。



1号車(グリーン席)は23席・2号車〜5号車(普通指定席)は全222席で合わせて245席のみ。
さらに1日1往復の運行のみですので、車両が少なく座席数が限られていることが予約困難につながっていると考えられます。
グリーン席は、23席のみですのでかなり倍率が高くなっています。
人気の区間・時期に予約が集中する
slやまぐち号は津和野行き(下り)列車が人気で、その理由は景色と終点が観光地となっているからです。
下りの乗車で、途中の地福駅に到着すると14分の停車時間があります。
この時に一度外に出てslやまぐち号と一緒に写真を撮る方が多く、下りの福地駅を含む区間は人気が高いようです。



終点の津和野行きに到着すると、slやまぐち号が転車台で方向転換する様子も見ることができますよ。
そして、津和野駅で下車後は「山陰の小京都」と呼ばれる城下町時代の歴史や文化を残す町を堪能することができるため観光にぴったり。
また、行楽シーズンは家族連れや鉄道ファンの利用が増えるため、人気の区間や時期に予約が集中しがちで予約困難の理由の1つとなっています。
団体ツアー枠が先に埋まってしまう
slやまぐち号は、ツアー会社や修学旅行などの優先確保枠が存在。



そのため、団体利用枠として一般販売前に埋まってしまうこともあります。
ただでさえ座席数が多くないのもあり、団体枠での利用があるとその分また予約が難しくなってしまいます。
slやまぐち号の座席のおすすめについてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
slやまぐち号にどうしても乗れない時の代替案
slやまぐち号にどうしても乗車できない時の代替案も考えてみました!
予約の難しいやまぐち号ですので、ぜひこちらのプランも視野に入れてみてください!
山口線の普通列車で沿線風景を楽しむ
slやまぐち号と同じルートを走る特急列車、普通列車もあります。



特急列車スーパーおき、普通列車・快速として運行している国鉄ハキ40系気動車はslやまぐち号と同じ山口線を運行する列車です。
slやまぐち号に乗車できなくても、この列車を利用すれば同じ風景を見ることはできます。
駅舎や風景、雰囲気を楽しみたい方にはこの代替案がおすすめです!
他エリアのSL列車(SLぐんま・SL大樹など)を検討
SLはやまぐち号の他にもJR東日本のSLぐんまやSL大樹なども人気です!
SLぐんま・D51形蒸気機関車


SL大樹


列車名 | 運行エリア | 料金 | 運行日 | 予約方法 |
SLやまぐち号 | 下り 新山口駅→津和野駅 上り 津和野駅→新山口駅 | 普通車2,850円 グリーン車3,670円 (指定席料金子供は半額) | 土日中心 | ・みどりの窓口 ・みどりの券売機 ・e5489 ・旅行会社で予約 |
SLぐんま | 往路 高崎→水上 復路 水上→高崎 | 乗車券990円 指定席券530円 (指定席券子供は260円) | 土日中心 (運行しない土日も多い) | ・みどりの窓口 ・指定席券売機 ・えきねっと |
SL大樹 | 下り 下今市駅→鬼怒川温泉駅 上り 鬼怒川温泉駅→下今市駅 | 大人1,000円 小児300円 | ほぼ毎日運行 (運行パターンあり) | ・東武線各駅 ・ネット(専用サイト) ・電話 ・旅行会社で予約 |



SL大樹は、運行パターンで違いはありますがほぼ毎日運行していますのでslやまぐち号よりも予約は取りやすくなっています。
SLぐんまもSL大樹も魅力的で人気の列車ですので、slやまぐち号の予約が取れない時は、ぜひ視野に入れてみてください!
まとめ
こちらの記事では「slやまぐち号の予約ができない時の対処方法7選!予約方法完全ガイド」と題してまとめてきました。
slやまぐち号は、人気にも関わらず運行日が限定されていて車両や座席数も少なくなっているので予約の倍率が上がっています。
しかし、素敵な列車ですので1度は乗車してみたいですよね!
ぜひ、こちらの記事で紹介した6つの対処法を参考にして予約成功目指してみてください!
どうしても予約が取れない時の代替案も紹介していますのでこちらも参考になれば幸いです。